今年の夏

最近、部活に対するやる気がなくなってきているように思います。一時期は結構頑張っていたのに、ここ2、3ヶ月になって「陸上」に対する熱意といいますか、「速くなりたい」という気が起こらなくなっています。この理由を探るべく、ここ数日間で色々と考えてみました。
まず初めに分かったのは、部活に対する「慣れ」。単に練習の慣れだけではなく、同じ部活での人付き合い、先輩・後輩との人付き合いなど、さまざまな面で「慣れてきている」ように思います。この慣れが練習の緊張感を和らげてしまい、やる気が起こらなくなってしまう。
いや、そんな事よりもっと大きな原因があるはず。と考えてみて分かったのが、将来の部活の事。「高校に入っても陸上を続けようか」と悩んでいるという事が、実は今の部活のモチベーションを低下させる事になり、かえって逆効果だということです。今は、中学でしかできない、大人数で一緒に練習する、要はライバルが1人ではないという練習には絶好のコンディションだからこそ、一生懸命練習するべきなのです。そうすれば、将来どうするべきかが見えてくると思います。
要は、将来の事で考えすぎなのです。そういう事を考えるのは、部活を引退してからでも遅くないはず。今そんな事を考えるのではなく、秋の最終試合のために、これから一生懸命に練習する。そうすれば、引退試合だって悔いの残らない試合になるはずです。
あと一週間ほどで、「中学最後の」夏休みが始まります。今回、このような事を気付かされたことで、今年の夏の大切さを、改めて実感しました。
夏休みは、秋の「最終試合」のために、全力で頑張ります。
後悔しない、充実した夏休みにしたいと思います。